今の仕事、このまま続けて、将来は明るいのかな
職場の上司と将来の自分の姿を重ね合わせ、あんな風になるのは、自分の夢と違う・・・
誰もが、転職のことを考えることはあると思います。
メンタルもやしで小心者の私が、
社会人から未経験で歯科衛生士の資格を取るまでを実体験を元にお話しします。
歯科衛生士って需要最強!話し下手も面接受かるよね?
社会人になって最初の会社で3年経った頃、転職を考えるようになりました。
同期で入社した周りの子とも『いつまで続ける?』って話題は日常茶飯事でしたし、
後輩が1~2年で辞めていくこともよくありました。
実際に、厚生労働省の調査では新卒の30%は3年目以内に会社を辞めているようです。
※厚生労働省 2021年10月発表 新規学卒者就職率と就職後年以内離職率
最初に就職した会社って、他と比べられてないから、素敵な会社だったとしても気づけず、辞めちゃうパターンって結構ありますよね。
私が最初に就職した会社も、決して悪い会社じゃなかったです。
初めて転職を考えるきっかけって何でした?
辞めたいが先か?
やりたいが先か?
って話になりますが、
私の場合は、『辞めたいが先』でした。
- 漠然と、他の経験もしてみたい
- 今の仕事を続けていても、つくスキルは少ない
- 周りが辞めていく事への焦り
そんな理由で、転職を考えるようになりました。
でも、人見知りでビビりなので、とにかく、『転職面接』が恐怖でした。
新卒で入った会社では、将来を意識せず、何となく毎日を過ごしてきました。
何の努力もしてないので、社会人としての素敵なコミュニケーションスキルも身についていません。
- 今のままでは、転職面接でアピールできるスキルがない
- 何かしらの資格をとって、強みを作ったほうがいい?
- 人と関わる仕事を経験すれば、もう少しコミュ力アップできるかな?
- 今までの生活・経験で馴染みが深いのは医療系?
やっと人生に焦りを感じて、思考錯誤するうちに、
いつしか『歯科衛生士』というワードにたどり着きました。
『歯科衛生士』を調べるうちに『需要』がとても高いことを知り、
これなら、資格をとったけど面接が下手すぎて就職できない!!となるリスクが低そう!!
と、結構安易に決断しました。
今現在も、歯科衛生士の需要については、嘘偽りなくあるなーと実感しています。
歯科衛生士は、1人に対して20件の歯科医院が取り合っている状況です。
転職フェアに参加した日には、『見学にきませんか?』と医院側から声をかけて頂けたり、
連絡先をお伝えしたクリニックさんから就職オファーがきたり
『月35万で働いてくれる、歯科衛生士を探している先生がいるんだけど・・・誰かいない?』と、友人からLINEが来たこともありました。
歯科衛生士になるには、最低3年かかる
歯科衛生士になるには、国家試験に合格しないといけません。
国試の受験資格は
『文部科学大臣や都道府県知事の指定した歯科衛生士学校を卒業した者、
もしくはその年度に卒業する見込みの者』です。
受験資格を得るために、学校で知識を勉強し、実技実習を経験する必要があります。
歯科衛生士の学校は大学・短大・専門学校から選べますが、最低3年は通うことになります。
通信で取れたらいいなーと探しましたが、通学必須でした。
今は、授業の一部、オンライン授業も選べる学校はあるみたいですね。
社会人としての学校選び
そこで、どこの学校に入ろうか?って話になると思います。
まずは、色々ネットで情報を調べ・・・
資料取り寄せ、にらめっこ・・・
それだけじゃわからないので、ビビりながらも実際に何校か見学にも行きました。
見学では
- 学費、分納制度や奨学金について
- 学生生活のスケジュール
- 授業の内容
- 学校のルール
など、聞いて確認しました。資料に書いてあることも改めて聞いてOKです。
特に学費など、お金に関わる部分は資料だけだと頭に入らないので、聞いちゃったほうがいいです。
もちろん、先生や先輩とお話しして、雰囲気も確認できます。
見学の時点で、先生がやたら高圧的な学校や、異様な雰囲気を感じる学校は候補から外していいです。
(先入観ゼロ状態での微妙な違和感って、結構当たったりします。)
理由は、見学ってまだ、正直『お客様』の段階です。
衛生士学校も、ビジネスなので、より多くの受験生からお金を集めたいはずです。
やたら高圧的な先生は、よく考えず在校生も見学者も同じように扱っている可能性が高いです。
失礼ですが、あまりかしこくない・・・ので、『先生』にするには心配です。
逆に、先生の雰囲気がいいなって学校は、候補にいれてもいいと思います。
でも、同じ理由で雰囲気を最重要視するのは危険です。
見学時点ではまだ、『お客様』ですが、入学したら、同じように優しいと限りません・・・
ちなみに、3年間のうちで先輩と関わることはほとんどありませんでした。
大学でサークルに入るわけではないので、優しい先輩は判断要素にいれなくていいと思います。
学校選びは、優先順位をつけてみた
結局、私の学校選びでは、下記を重要視して探しました。
- 夜間部があるか
- 立地
- 学費
高校出たてのフレッシュな私だったら、自分に合う校風かな?
3年も通うので、学校が新しくて、綺麗なほうがいいなー
とか、キャンパスライフ自体も重要視したかもしれませんが・・・
もちろん、+αで『ホワイトニングをしっかり学べる!!』など、独自のカリキュラムがあると、
『おお!!学生思いの良さそうな学校!!』とも思いますしね!!
現実は、社会人からの転職って素敵なキャンパスライフを優先できるほど、余裕はなかったです。
働きながら、通えることと、少しでも、お金・時間を使わない!!
どこの学校に行っても、最終的に取れる資格は同じ!!という気持ちを強く持ち
この優先順位はブレないようにしました。
学校は近いところが大正解だった
学校選びの優先順位を、夜間部・立地・学費で選んで、まず思ったことは、
近い学校を選んでよかった!!ってことです。
当たり前のことですが、かなり重要です!
学校の場所は、家から近いとか、バイトの通勤定期圏内にある学校を、
ピックアップして決めることをお勧めします。
歯科衛生士学校は、はっきり言って、かなり疲れます。
長い通学時間で疲弊してる場合じゃないです。
特に夜間部を選ぶ場合は、1日3時間の授業のために、通学に長時間かけるのは、もったいないです。
現実、1時間以上かけて通学していた子は、
『思ったほどバイトの時間がとれなくて不満』
『通学中に体調不良になる』
『電車遅延で遅れてくる』など、大変そうでした。
学校の場所選びは、実家から通うか、一人暮らしのアパートから通うか?
こちらも、悩みどころですよね。
家庭環境にもよるので、どちらが良いとも簡単に言いにくいですが、
家族と仲が良好
実家からでも、通いやすい学校はある
↑どちらもチェックがつく人は、実家から通うのがおすすめです。
私は、無理矢理一人暮らししていた都内の学校から探し、後々後悔します。
今思うと、3年間の生活費を考えろ!!と、当時の自分にいいたいです。
次回は、学費の話や、私は知らなくて、損した『専門実践教育訓練給付金』の話もしていきます!