こんな悩みを解決できる記事になっています!
口腔外科で働く歯科衛生士ってかっこいいイメージがありますよね!
興味はあっても、専門性の高い分野なだけに「自分に向いているか不安」という人は多いのではないでしょうか。
元歯科衛生士の筆者が、これから就職・転職先を探す歯科衛生士の目線で「口腔外科で働く歯科衛生士の仕事」について情報を集めてみました!
この記事を読むと、自分が口腔外科で働くのに向いているか?がわかるようになります。
自分に合う求人を探す方法もお伝えするので、積極的に転職活動しようか検討中の人も必見です。
記事の前半には一般歯科との違いや仕事内容、後半ではメリット・デメリットや向いている人の特徴を解説していきます!
一般歯科と口腔外科って何が違うの?
まずは一般歯科と比べた口腔外科の特徴をみていきましょう!
口腔外科の特徴を簡単に言うと
- 扱う疾患が超専門的
- 治療対象が幅広い
- 手術が多い
それぞれ、説明していきます!
口腔外科で扱う診療内容は超専門的
口腔外科の対応範囲の疾患例を挙げてみます。
- 親知らずの抜歯(特に難抜歯)
- インプラント
- フラップ手術
- 口腔内や顔面の外傷
- あごや副鼻腔の炎症
- 顎骨のう胞・腫瘍
- 口腔がん
- 粘膜疾患
- 口腔乾燥症(ドライマウス)
- 口臭症
- 顎関節症
- 三叉神経痛
- 口唇口蓋裂
上記を見てもらうと、口腔外科で扱う疾患は歯科の中でも専門性の高い治療だと何となくわかると思います。
学生の時に知識として習いはしても、実際の治療や対応を「見たことがない」疾患も多いのではないでしょうか。
「歯」以外も!治療対象は幅広い
口腔外科は治療対象が幅広いのも特徴の一つ。
身体の部分的な意味では、「歯」や「口腔内」にとどまらず、「顔」や「顎」も含めて対象です。
対象となる疾患も多数。
一般的な歯科医院では「虫歯」や「歯周病」に伴う処置が大半ですが、口腔外科では「それ以外の疾患」を診る機会も多くなります。
例えば、「口唇口蓋裂」のような先天性の疾患や、顎関節症・顔面麻痺のような疾患を専門的に診る医療機関も。
「手術」を行う機会が多い
口腔外科は手術(外科的処置)が多いのも特徴。
- 骨や組織を切開、切除
- 形態修正
- 縫合
- 移植
- 再生治療
切ったり・縫ったりする処置が多いので、「オペ室」や「専用施設」があるのも特徴的です。
口腔外科で働きたい!職場は大きく分けて3つ!
歯科口腔外科を扱う医療機関は、主に次の3つです。
口腔外科で働きたい場合は、3パターンの中から自分に合う職場を選ぶことになります。
- 口腔外科を標榜している一般的な歯科医院
- 口腔外科やインプラントのみ行う専門歯科医院
- 病院の口腔外科
口腔外科を標榜している一般的な歯科医院
1つ目は「歯科口腔外科」を標榜している、一般的な歯科医院です。
虫歯や歯周病などの一般的な歯科治療と、インプラントや抜歯などの口腔外科的な治療の両方に対応するパターンです。
患者さんからすると、同じ歯科医院内で一般的な治療+外科的な処置が完結できるメリットがあります。
一般的な歯科治療の知識・スキルを学びつつ、口腔外科も経験してみたい歯科衛生士の勤務先としておすすめです。
口腔外科やインプラントのみ行う専門歯科医院
2つ目は、口腔外科に特化し、一般的な歯科治療は診ない方針の「口腔外科専門歯科医院」です。
さらに、口腔外科の領域内であれば複数の疾患を診る医院もあれば、特定の分野のみに特化した医院もあります。
主に特定の治療だけを希望するが患者さんが来院します。
歯科衛生士の勤務先としては、学びたい分野がはっきりしている人におすすめです。
病院の口腔外科
3つ目は病院の口腔外科です。
病院の口腔外科はより特別な配慮が必要な患者さんの、最後の砦となる治療を担当します。
他では対応が難しい症例・珍しい症例の患者さんが集まりやすい特徴があります。
病院で働くと他の専門職との連携する機会も増えるので、歯科以外の領域を超えて知識を深めたい歯科衛生士に向いています。
病院で働く歯科衛生士については↓の記事に詳しくまとめてあります。
口腔外科で働く歯科衛生士のお給料は?
口腔外科で働く歯科衛生士のお給料は、年収300万~400万くらいがボリュームゾーン。
「口腔外科だから特別高い・低い」ということはなく、勤務先によって差がつきます。
インプラントなど自費診療の比率が高く、人気の医院は経営状態も良くなりやすいので、歯科衛生士の給与に反映されて少し高めにもらえる場合もあるようです。
条件のよい大学病院で長く働く歯科衛生士のお給料も、安定的ではあります。
自分に合う職場を探す方法と注意点まとめ
歯科衛生士が「口腔外科」の求人を探す方法はこちら。
- 自分で探す→求人、ホームページ、SNS等
- 探してもらう→エージェント
- 口腔外科を標榜している=専門ではない
- 口腔外科の中でも、医院によって対応範囲が分かれる
転職支援を使って自分に合う「口腔外科」を探してもらう
希望の就職先を探し出すには、転職支援を使うのが一番効率的で確実です。
口腔外科を標榜している=専門性が高いとは限りません。
多くの選択肢の中から口腔外科にしっかり関われる医院を探したい場合、ファーストナビ歯科衛生士などの保有求人数の多い転職支援を使いましょう。
求人サイトやホームページで下調べし、希望の職場のイメージを持った上で相談するのがおすすめ。
担当者に「口腔外科の専門医がいる医院」「インプラントに力を入れている医院」「歯周外科を経験したい」など、具体的に伝えておくとマッチする医院を探してもらいやすくなります。
専門性の高い医院ほど、自分1人で探し出すのは中々困難です。
それでも、まずは自分だけで探したい!という場合にはこの後説明する方法もヒントにしてみてください。
学会のホームページから探す!(専門性にこだわるなら!)
医院によって口腔外科への取り組みにはかなり差があります。
専門的に口腔外科診療の経験が積める医院を探したいのであれば、日本口腔外科学会や日本口腔インプラント学会のホームページから探す方法もあります。
こちらの専門医がいる病院・歯科医院検索を使えば、地域ごとに専門医の先生がどの医院に在籍しているかを調べられます。
-
日本口腔外科学会(専門医がいる病院・歯科医院検索)
-
日本口腔インプラント学会(指導医・専門医検索)
※指導医は専門医を経てさらに指導できる立場の先生です。
スカウトを受ける(内定率を上げたい人)
転職サイトに登録して医院側からのスカウトを待つ方法もあります。
自己PRや希望条件を登録しておけば、興味を持ってくれた歯科医院側からメッセージが送られてきます。
\スカウトが受けられる求人サイト/
匿名で利用でき、興味がなければスルーしてOKなので気軽に使えます。
既に自分に興味を持っている医院からの連絡なので、通常より内定率が高いメリットも。
自分で探すのとはまた違った、思いがけず良い医院に出会えるかもしれません。
職場探しの注意ポイント
求人探しや応募の前に最低限注意してほしいポイントをまとめました。
- 一般的な虫歯・歯周病治療を学べない可能性もある
- 医院によっては口腔外科に関われない
- 妥協できること・出来なことを決めておく
一般的な虫歯・歯周病治療を学べない可能性もある
注意すること1つ目は、口腔外科専門医院に勤めた場合、一般的な虫歯・歯周病治療を学べない可能性があることです。
歯科衛生士としての経験やスキルが浅い人は、専門性だけを極めることはマイナスになってしまう場合もあります。
「一般的な歯科治療の知識・スキル」が重要視される歯科医院が多いため、今後の転職の選択肢を狭めることになってしまうかもしれません。
将来の選択肢の多さを優先に考えるのであれば、口腔外科を標榜している一般的な歯科医院に勤めたほうがいいでしょう。
【盲点注意】医院によっては口腔外科に関われない
注意ポイント2つ目は、口腔外科を標榜する歯科へ転職しても希望の仕事に関われない可能性もあることです。
口腔外科は専門性の高い領域なので、誰でもすぐにに介入できるわけではありません。
- 外科処置のアシスタントは〇年経験してから
- 適性をみてからお願いする
- そもそも、外科に関わるのは歯科医師だけにしている
色々な方針の歯科医院があります。
求人探しや面接の段階でしっかり意向を伝える事、実際の歯科衛生士の仕事内容や教育体制有無まで確認することが大切です。
不安な場合は転職エージェントにサポートしてもらおう!
妥協できること・出来なことを決めておく
注意ポイント3つ目は、妥協できること・出来なことを決めておくことです。
転職先を選ぶ上で給料や休み、環境など希望は色々あると思いますが、自分の中で優先順位を決めて取り組むのが大切です。
今回の転職の目的から、どのような環境なら自分が気持ちよく働けそうか?という視点で優先順位を考えてみてくださいね。
【仕事内容】口腔外科で歯科衛生士は何をするの?
口腔外科で働く歯科衛生士は、次のような仕事を担当します。
- 手術前後の口腔管理
- 検査補助や資料採得・まとめ
- 手術や処置の診療補助
- 患者さんへの説明やサポート
手術前後の口腔管理
口腔外科の歯科衛生士がメインで行う業務の一つは「手術前後の口腔管理」です。
手術が安全に行えるよう、術前から歯周病治療や口腔内の清掃を行います。
術後の定期的なメンテナンスも歯科衛生士が担当します。
検査補助や資料採得・まとめ
歯科医師が正しく診断、説明するための検査補助や資料採得も歯科衛生士の担当範囲です。
- 歯周病検査
- レントゲン・CTの撮影補助
- 口腔内や顔面写真の撮影
歯科医師の指示のもと、手術や経過観察に必要な口腔内外のデータを集め、整理しておきます。
歯科衛生士がまとめた資料を元に、現在の治療状況や今後の治療方針を患者さんに共有する先生も多いので、大変重要な仕事になります。
手術や処置の診療補助
手術中のサポート全般を行うのも歯科衛生士。
- 手術室の環境整備
- 手術器具・機材の消毒や準備
- 手術当日の口内清掃
- 手術野の消毒
- 術中のカルテ記録
- 術中の器具の受け渡しや吸引
幅広く歯科衛生士が担当し、処置や手術がスムーズに進むようにアシストします。
患者さんへの説明やサポート
口腔外科では患者さんの多くが強い不安感を抱えています。
癌などショッキングな診断をされた方
手術を控えて緊張している方
患者さんが少しでも安心できるように声掛けをするのも歯科衛生士の役割です。
患者さんの要望や悩みを確認し、歯科医師へ伝え、時には間に入って治療方針や内容を説明することもあります。
インプラント治療に関わる歯科衛生士の役割
口腔外科の中でも歯科衛生士が活躍の場が多いのは「インプラント治療に関わる仕事」です。
口腔外科は大学病院や専門医院が対応することの多い領域ですが、「インプラント」であれば一般的な歯科医院の参入も増えています。
職場の選択肢が増えるので、働く環境にこだわりがある人にもおすすめできます。
【DHが活躍】口腔管理が超重要
インプラント治療を行う医院で歯科衛生士が活躍しやすい理由は、口腔管理が超重要になるからです。
インプラントは歯周病だと顎骨吸収や述部の化膿など、リスクが高いため手術ができません。
安全にインプラント手術を受けるためにまず必要なのが、歯周病の治療です。
また、術後もインプラント周囲炎の予防のため「日々の口腔ケア」「定期メンテ」はかかせません。
使用する器具・歯磨剤を分けることもあり、専門知識&技術が必要になります。
インプラント治療に関わる仕事内容
インプラント治療を行う歯科医院で歯科衛生士が行う仕事内容は以下です。
- オペ前の歯周病検査、その他検査の補助(CT等)
- インプラント手術で使用する器具の準備や管理
- オペ当日のアシスタント
- オペ中の全身管理(血圧測定等)
- 術後のケアについて説明
- 人工歯(上部構造)の色や形の希望のカウンセリング
- 定期メンテ、清掃指導
実際に担当する内容は職場にもよりますが、オペ前~術後も長期にわたり患者さんと関わる事になります。
歯周外科に関わる歯科衛生士の役割
歯周外科も歯科衛生士が活躍しやすい分野です。
歯周外科では、重度の歯周病に対し外科的な方法で治療を行います。
手術を行うのは歯科医師ですが、術前・術後の総合的な対応は歯科衛生士が中心です。
SRPを極めたい、精度の高い歯周治療を学びたい人にも向いています。
口腔外科で働くメリット・デメリット
口腔外科で働く、メリットとデメリットを見ていきましょう。
- 年収UPに繋がる
- 患者さんから信頼されやすい
- 医療人として視野が広がる
- プレッシャーを感じやすい
- 立ち仕事が増える
- 一般的なスキルを身に付けにくい
年収UPに繋がる
メリット1つ目は、口腔外科を経験すると年収UPできる可能性が高まることです。
口腔外科で働くと、一緒に働くスタッフも専門性の高い人が多いため日々の業務を通して知識・スキルを学ぶことができます。
専門知識を伸ばすことで、将来のキャリアアップに繋げやすくなります。
例えば
-
インプラントなどの自費診療に強い医院で働く
-
専門知識を磨き、大学病院の口腔外科へチャレンジする
経営の安定した(お給料水準高め)の医院への転職や、福利厚生の充実した大学病院の歯科衛生士を目指す道も見えてきます。
患者さんから信頼されやすい
口腔外科に勤めると、患者さんから信頼されやすく「やりがい」を感じる歯科衛生士も。
口腔外科は歯科の中でも専門性が高いので、治療内容やケア方法の知識を全く持っていない患者さんがほとんどです。
歯科医師や歯科衛生士から得る情報が、患者さんの一番の情報源になります。
内容が重いだけに、一度聞いただけでは理解できない・不安な患者さんもいます。
歯科衛生士は説明の補足をしたり、不安な気持ちをヒアリングしたりする機会も多いため患者さんから信頼してもらいやすいといえます。
医療人として視野が広がる
口腔外科で働くと、医療人としての視野を広げることができます。
口腔外科治療は、疾患によっては歯科以外の専門職と連携しながら治療に臨みます。
虫歯や歯周病が原因のこともあれば、鼻の炎症(副鼻腔炎)が原因になっていることも。
このような場合、口腔外科では耳鼻咽喉科と連携し、情報交換しながらの治療となります。
口腔内だけでなく全身を診る必要があるため、自ずと医療人としての視野を広げることができます。
プレッシャーを感じやすい
口腔外科で働くデメリットは、人によってはプレッシャーを感じやすいこと。
病院に勤める場合は特に命に関わる状況の患者さんと接することもあります。
手術は一般の歯科治療よりも出血量が多くなり、緊迫した空気感の中行われます。
歯科衛生士としても常にスピーディかつ正確な対応が求められるので、気が抜けず重荷に感じてしまう場合も。
立ち仕事が増える
口腔外科で働く歯科衛生士は手術のアシストをする機会が多いため、立ち仕事の割合は多め。
肉体的にキツイと感じてしまう人もいるかもしれません。
しっかり体力をつけて体調管理も必須になります。
一般的なスキルを身に付けにくい
職場探しの注意点でもお伝えしましたが、職場によっては一般的な歯科治療の知識・スキルを身につけにくい可能性も。
一般歯科治療は全く行わない専門医院に勤める場合は、仕事を通して虫歯予防・歯周治療に関われません。
歯科口腔外科の歯科衛生士に向いているタイプ6つ紹介
口腔外科勤務に向いている歯科衛生士は以下の通りです。
- 新しいことを学びたい人
- アシストが好きな人
- 責任感が強い人
- 説明が上手な人
- 気配り上手で接遇力が高い人
新しいことを学びたい人
歯科口腔外科で働くには、新しいことを自ら学ぶ必要があります。
- 口腔外科領域の疾患
- 全身疾患の知識
- 手術の術式や使用薬剤・器具
- 手術や処置後の注意
- 歯科衛生士としてどのように介入するか
「先読みしたアシスト」や「わかりやすい言葉に置き換えて説明」ができるレベルまで、自分の知識として定着させることが望ましいです。
口腔外科の分野に興味があり、本格的に学びたいと考えている人には良い環境です。
アシストが好きな人
口腔外科では診療内容の特性上、歯科医師のサポートの割合が多くなります。
口腔外科では一般歯科では対応が困難な患者さんが来院し、手術や歯科医師の処置が中心。
歯科衛生士はオペや検査のサポートを担当することも多いため、アシストが好きな人に向いています。
責任感が強い人
手術中は一つのミスが重大な結果を招きます。
手術中のバイタルサインの確認など、全身管理を任されることもあり、自分の責任で患者さんを守る意識が大切になります。
口腔外科に限った話ではありませんが、責任感が強いタイプの人に適しています。
説明が上手な人
説明が上手な人も口腔外科で働くのに向いています。
口腔外科で行う治療内容は、一般歯科治療以上に「難しい内容」であることがほとんど。
もちろ治療計画などの説明は歯科医師も行いますが、1回では理解できない患者さんもいます。
後から不安や疑問が出てくることも、よくあります。
説明が得意な人は重宝されるでしょう。
気配り上手で接遇力が高い人
口腔外科では、気配り上手で接遇力が高い人も活躍できます。
手術を控えた患者さんは精神的にデリケートな状況な方も。
空調は寒すぎたり、暑すぎたりしないか?
部屋の明るさは適切か?
患者さんの顔色は?
緊張していないか?
言われずともストレスになりそうな要因を察して声をかけ、患者さんの気持ちに寄り添った接遇ができる人は向いています。
診療中の歯科医師への気配りができ、先読み行動が得意な人にもぴったり。
【まとめ】口腔外科で働くと医療人としてレベルアップできる
今回は口腔外科で働く歯科衛生士について解説しました!
- 手術前後の口腔管理
- 検査補助や資料採得・まとめ
- 手術や処置の診療補助
- 患者さんへの説明やサポート
- 年収UPに繋がる
- 患者さんから信頼されやすい
- 医療人として視野が広がる
- プレッシャーを感じやすい
- 立ち仕事が増える
- 一般的なスキルを身に付けにくい
- インプラント
- 歯周外科
私的には口腔外科で働く一番のメリットは、医療人として視点が高まることだと思います。
ここまで読んで口腔外科で働いてみたいと感じるなら、転職活動してみてもいいかもしれません。
口腔外科はハードルが高いように感じがちですが、働きながら覚えてもらえればOKな職場が大半です。
専門性が高い領域なので、職場によって経験できる内容に差が出ます。
自分に最適な職場を選ぶためにも、自分に合う職場を探す方法と注意点まとめはチェックしておきましょう。