こんな悩みを解決できる記事になっています!
歯科衛生士は売り手市場なので、求人は年中出ています。
その中でも、何月に転職するのがおすすめなのか気になりますよね。
結論、一番おすすめなのはボーナス後の転職です。
なぜなら、ボーナスが貰えるか否かで、その年の年収も変わってしまうからです。
歯科衛生士のボーナス額は平均して1回25万くらい。
これがなくなるのは中々痛手ですよね。
この記事では、歯科衛生士が転職するのにベストなタイミングについて解説していきます。
求人の多い時期や、具体的に何月から転職活動を始めればいいかもお伝えしていきますね。
歯科衛生士の転職!退職に最適なのは12月
辞めるのにベストな時期は12月末
次いで6月末〜7月末
理由は、ボーナスを貰ってから辞められるからです。
同じようにボーナス後退職を狙う人も多いので、求人が動く時期でもあります。
せっかく頑張って来たのであれば、ボーナスを貰ってからの退職を目指しましょう。
ただし、賞与が出る時期や条件は医院によって違います。
賞与時期は「就業規則」や「労働条件通知書」を読んで確認しましょう。
12月退職のメリット
12月退職が最適月ナンバーワンの理由は、総合してメリットが多いから。
- ボーナスを貰って辞められる
- 退職後にお正月休みでゆっくりできる
- 退職前後の時期が転職活動しやすい
例えば、退職前後の10月や1月はどちらも中途の歯科衛生士の求人が動く時期。
1月なら同じようにボーナス退職されて焦っている医院が、良い条件で求人を出す可能性もあります。
10月はお給料を見直す医院が増える時期。
給与UPされた求人に応募できるかもしれません。
退職の前後、どちらに転職活動するにしても求人が増えて選びやすい時期といえます。
転職に不向きなのは5月(でもメリットもある)
歯科衛生士の転職でNGな時期はありません。
強いておすすめしない時期を挙げるなら5月です。
理由は以下のようなデメリットが考えられるから。
-
「新卒が育つまで」と引き止められやすい
-
5月頃に出る求人は新卒が「続かなかった医院」の可能性も高い
何より、あと少し頑張ればボーナスの時期です。
この時期に辞めると少し損した気になるかも。
但し、5月は求人は多いのに応募者は減る「ライバルの少ない時期」でもあります。
給与などの条件を交渉して、有利に進めたい人にはアリな時期ともいえます。
歯科衛生士の求人が多いのはいつか?
- 5~6月
- ボーナス後(7月、1月)
- 9~10月
ポイントは、求人が増える時期=人が辞める時期です。
5~6月は新卒が辞める時期
5~6月に求人が増える一番の理由は、新卒が辞めやすいのがこの時期だからです。
4月に新社会人になり、職場に馴染めないストレスを抱えた新卒がGW明けに辞めてしまうケースが多いようです。
そこで、歯科医院側も代わりの歯科衛生士を探すために求人を出します。
ボーナス後の7月や1月
ボーナス後の7月、1月頃も人が辞めやすい時期。
せっかくならとボーナスをもらって辞めようと考える人が多いため、この時期も求人は増えがちです。
9~10月は経験者が辞めやすい
9月〜10月にかけても人が辞めやすい時期です。
-
4月に入社した新人が育ち、ひと段落して辞めやすくなる
-
結婚している歯科衛生士が夫の転勤によって引っ越す時期
-
この時期に出産する女性が統計的に多く、出産退職が増えやすい
9月〜10月はこのような理由で退職者が増えます。
新卒よりも経験のある歯科衛生士が辞めやすいのがこの時期の特徴です。
転職活動は何月から始めたらいいか
具体的に解説していきます。
結論、退職したい月から逆算して3~4ヵ月前頃には転職活動をスタートするのがおすすめです。
特に、仕事をしながらの転職活動となると時間が制限されます。
「余裕」をもたせましょう。
-
3月末に辞めたい→12月頃スタート
-
6月末に辞めたい→3月頃スタート
-
12月末に辞めたい→9月頃スタート
歯科衛生士は売り手市場なため、即内定が出る場合も。
でも、見極め&見比べの時間も必要です。
転職理由の整理や、情報収集の時間も考えると3~4ヵ月程度が妥当。
院長に「辞める」と伝える時期はいつがいい?
基本的には、1~3ヵ月前を目安に伝えるのがおすすめです。
民法上は2週間前までに申し出ればOKですが、
円満退職したいなら1〜3ヵ月の間で「要相談」がベターです。
医院によっては退職の〇ヵ月前とルールがある場合も。
「辞める」と院長に伝えてから
実際に辞められるまでに1ヵ月以上はかかると思っておきましょう。
私が実際に退職した時の実例は↓の記事でお話しています。
上手な退職の伝え方やタイミングも解説しています。
円満退職したい方は参考にしてくださいね。
ブランクがある場合におすすめな転職時期
おすすめ時期は4月です。
ブランクありの人は、知識やスキル面で不安を抱えがち。
4月入社できれば、新卒と一緒に研修を受けられるかもしれません。
逆に、12月などの年末にかけて忙しくなる時期は、落ち着いて教えてもらえない可能性大。
人材教育に力を入れている医院を選ぶのもポイントです。
転職活動は在職中と辞めてからどっちがいいか?
転職活動は在職中にするか、辞めてからするかはどちらも一長一短あります。
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
在職中 | 退職後 | |
---|---|---|
メリット | ・収入が途切れない | ・転職活動に集中できる |
・職歴ブランクの心配がない | ・応募先の都合に合わせやすい | |
・今の職場に残る選択肢を残せる | ・失業保険がもらえる | |
デメリット | ・仕事と並行するのが大変 | ・収入がなくなる |
・面接や見学の日程に融通を利かせにくい | ・休職が長引くと腰が重くなる | |
・入退社日の調整が難しい | ・保険や年金の切り替え手続きが面倒 |
一般的には、在職中の転職を推奨する声が多いように思います。
収入面の不安以外にも、無職期間が長引くと転職市場ではマイナスになりやすいからです。
空白期間が1ヵ月程度なら「転職活動に集中したい」
という理由で受け入れてもらえるように感じました。
空白期間が3ヵ月以上になった時は、さすがに面接で突っ込まれました。
この時は空白期間で資格の勉強をしていたからよかった・・・
歯科衛生士が転職活動を進める時のポイント3つ
歯科衛生士が転職活動を進めるときの3つのポイントを解説します。
- 転職の理由と目的を整理する
- とにかく情報収集する
- スケジュールを立てて行動する
3つのポイントを確認して、失敗のない転職活動を進めましょう!
転職の理由と目的を整理する
まずは、転職で何を叶えたいかを先に整理しておくことです。
なら、残業が少なくて早く終わる医院の中から探すことになりますし
という理由なら、受付業務やアシストのない職場を探しましょう。
理由や目的を最初に整理しておくと、効率よく転職活動できます。
とにかく情報収集する
転職で重要なのは、今より良い職場で働くこと。
そのためには、しっかりリサーチが超重要です。
- 転職エージェント
- 求人サイト
- 転職フェア
- 医院見学
- 知人に聞く
情報を仕入れる方法は色々あります。
という要望があったのですが
マイナス面は求人サイトではわかりません。
人間関係や忙しさレベルのような情報は、エージェントさんから教えてもらえました。
仕事内容の詳細は、転職フェアや医院見学で直接働いている歯科衛生士に聞く方法もあります。
- 求人サイトで給与など相場観をリサーチ
- エージェントに条件伝え&相談
- 求人紹介をうける
- エージェントに見学日を調整してもらう
- 見学で雰囲気&仕事内容や1日の流れを実際に確認
- よければ面接へ
という流れが上手く行きやすいように感じます。
スケジュールを立てて行動する
転職活動3つ目のポイントはスケジュールを立てることです。
いつ頃何をするか?はざっくり決めておきましょう。
9月:転職理由の整理、転職サイト登録、
情報収集開始
10月:候補を決める、見学
院長に辞める話をする
11月:履歴書作成、面接
12月:引継ぎ 退職
こんな感じで決めておくと、次の行動がすぐわかり効率的。
スマホのメモとかでもOKです。
ベストな転職時期を知って計画的に行動しよう
ここまで、歯科衛生士の転職に最適なタイミングについて解説しました。
退職にベストな時期:12月末
転職に不向きな時期:5月
求人数UP時期:5~6月、ボーナス後、9~10月
いつから活動するか:退職したい月の3~4ヵ月前
- 転職の理由と目的を整理する
- とにかく情報収集する
- スケジュールを立てて行動する
転職時期ってとっても悩みますよね。
確かに、最適な時期は限られるかもしれません。
ただ、国家資格である歯科衛生士の求人は常に絶えません。
自分の状況に合わせ、余裕をもって転職活動を進められるとよいですね。